<パリ>
パリの建造物のスケールの大きさには圧倒される。植民地を下積みにした栄華とはいえ、豪壮な繁栄の歴史が現代にも引き継がれている。
ただ多くの名所がアルシュサミット(1989)直後に修理に入り、工事足場があちこちに掛けられていたのには少しがっかりさせられた。
<パリ>
ルーブル宮殿にある小凱旋門と、コンコルド広場のオベリスク(尖塔)、そしてエトワールの本物の凱旋門はシャンゼリゼ通りに沿って一直線に並んでいる。この写真でその様子がわかってもらえるでしょうか。
<パリ>
フォーラム・デ・アルの広場でなにやらモデルのお色直し中。大道芸人はパリの市内でも時たま見かけるが、ポンピドーセンター前の大広場が特に有名だ。
<パリ>
フォーラム・デ・アルの夕暮れ。緯度が高いのとサマータイムの関係で午後8時を過ぎてもまだこんなに日が残っている。
ここをはじめ、ポンピドーセンター等を見ると古い建物を大切に保存すると共に、新しいデザインを認める柔軟さを強く感じた。日本の都市計画はどうであろうか。
<パリ>
ポンピドーセンターのおまけ写真。日が落ちてから訪れたが、夜景がとても綺麗だった。センター横の楽しい噴水もライトアップされて綺麗だったが、しゃれこうべの噴水は昼に見るとシュールで何とも言い難いデザインだ。
<パリ>
ノートルダム寺院のばら窓。私がパリで一番好きな建築物である。ファサードのスケールの大きさ、後面のフライングバットレス、色鮮やかなステンドグラス等々魅力は尽きない。
丁度ミサの最中で、パイプオルガンの音が耳に残っている。
<パリ>
オルセー美術館への入場客が行列をなしている。人待ち顔の彼女は待ちぼうけ?
<パリ>
フラッシュ使用禁止など写真には規制がうるさいが、模写には寛大な美術館が多い。オルセーでもイーゼルをたてて堂々と模写している人が散見される。さすがに度胸満点なだけあってうまいもんです。
<パリ>
オルセーから凱旋門に向かう途中のオレンジジュースショップ。面白いのはカプセルが閉じるような造りになっていることで、閉店後はオレンジそのものの外見になる。
<パリ>
シャンゼリゼ通りのカフェで見かけたマドモアゼル。街角にテーブルを並べ、ゆったりと寛ぐ光景にもすっかり目が慣れた。外気はサラッとしていて、とても気持ちが良い。各店は道路の使用料(僅からしい)を支払っているとか。
<ブルージュ>
石畳の街に遊覧馬車が良く似合う。馬の蹄鉄を家の飾りに使っているものもあり、中世から交通手段として馬はずっと使われてきたのだろう。
ハネムーンやフルムーンにピッタリの本当に綺麗な街だ。
<ブルージュ>
マルクト広場の鐘楼に鎮座する大オルゴール。高さ83mのこの鐘楼からはオルゴールの他に47個の鐘が奏でるカリヨンの美しい音色が町中に鳴り響く。
<ブルージュ>
ブルージュ名物のムール貝を味わったレストランで隣に座った赤ちゃんを許可をもらってパチリ。ほんとに赤ちゃんて、どうしてこんなに可愛いんでしょう。
<ブリュッセル>
有名な小便小僧。思ったよりも小さくて拍子抜け。マーメイド、ローレライと併せ、「ヨーロッパの三大がっかり」と呼ばれているそうだ。この日は珍しく服を着ていなかった。
<ブリュッセル>
ベルギーはまたグルメの国でもある。夕方レストラン街を歩いていると匂いだけで満腹になってしまうほどである。旅の終わりに近づきそろそろ日本食が恋しくなってきた頃であるが、ここでまたお腹一杯になってしまった。
<ブリュッセル>
グランプラスに面したギルドハウスの一つ「ビール博物館」。中は17世紀のビール工場を再現してあり、説明と1杯のビールがサービスされる。マスターに頼んで日本語の音声ガイドを流してもらった。
<ブリュッセル>
「パレ・デ・ボーザール」前の路上駐車。人がやっと通れるくらいの隙間で整然と駐車している。前後に玉突き追突でもしないと、とても出発できないはず。
<ブリュッセル>
緩やかな坂道に沿って建つ細長い建物、「パレ・デ・ボーザール」。エリザベート国際音楽コンクールの会場として有名で、私が行った直前にバイオリンの諏訪内晶子が優勝したことで記憶にあった。娘達がここで演奏することは・・・ないだろうな(^_^;)
アール・ヌーヴォーの旗手であるオルタの建築だが、建物はアール・デコ調の荘厳な様式で文化の中枢の雰囲気を漂わせている。2週間に渡った花と街並紀行もこれで終わりと思うと名残惜しい。