イグアスの滝(ブラジルサイド)
ベルモンド・ホテル・ダス・カタラタスのプールサイドのレストランで朝食、南半球は秋で涼しくなってきた季節だったので、プールを利用している人はいなかった。リゾートホテルらしく、朝からスパークリングワインで幸せ。 タピオカ・サーレが美味しい!
最終日はブラジル側からイグアスの滝を観光。国立公園内に建つホテルの特権で、公園が開園する前の8時45分から観光開始。ホテル宿泊者だけの貸切りでゆっくり観光できた。 ブラジル側からはイグアスの滝の全貌を見ることができる。
大小様々な滝を眺めながら全長1.2㎞の遊歩道を歩いた。悪魔の喉笛を望む滝の上にせり出した展望橋で水を被りながら記念撮影。滝の下側なので、降り注ぐ水の量はアルゼンチンサイドとは比べ物にならないほど多い。
滝の観光後はマクコ・サファリボートのボートツアーに参加。ジャングルを抜けてイグアス川の乗り場から水着を着てサファリボートに乗り、イグアスの滝に突っ込んだ。
悪魔の喉笛まではさすがに近づけなかったが、下流の滝でも充分迫力があった。ボートの上ではキャプテンがGoProで写真を撮ってくれた。秋の終わりの季節の滝への突入は少し無謀だったが、とても楽しい旅の締めくくりだった。
ホテルに戻りツアー最後のランチ。スペシャルな料理とデザートと共に家族の誕生お祝い会をしてもらった。食事の後はホットスパで冷えた体をゆっくり温め、旅の疲れを癒してリフレッシュできた。
17:00にホテルをチェックアウト。まるで旅が終わるのを待っていたかのように雨が降り始めてきた。天気に恵まれた旅行に感謝。 ブラジル、アルゼンチン、パラグアイの三国国境をブラジル側から最後に観光。ミゲルの好意か勘違いなのかわからなかったが、旅程で予定されていたアルゼンチン側より高い場所で、モニュメントもブラジル側が立派だったので、こちらから見られて良かった。
ブラジルのイグアス空港から国際線でリマに向けて出発。リマ空港のラウンジでは深夜にも関わらずピスコサワーを飲み納めして、ロサンゼルス経由で日本に向かう。
乗継をしたロサンゼルス空港のラウンジで、ビールサーバ担当のアメリカ人スタッフの応対に腹を立てていた日本人の老人と出会う。
82歳で60年在米していて、1958年にトヨタのアメリカ販社を立ち上げ、今日帰国するとのこと。
トヨタの歴史を調べてみると、「1958年2月にトヨタ・モーター・ディストリビューター社を設立し、あわせて販売店のハリウッド・トヨタ社を設立した」とあるのでその時の立ち上げメンバーだったようだ。
日本に戻り成田空港でツアーメンバーとお別れし、無事に旅行を終えた。イグアスから伊丹までの帰り道は、実フライト26時間、延べ36時間の地球を半周りする長旅だった。同行4人のチームワークも最高で、思い出に残るツアーとなった。