イタリア7日目
今日はフィレンツェ散策の後、今回のツアーで楽しみにしているベニスに向かう。
家族はイタリアサッカーチームのユニフォームレプリカを旅行初日からいろいろ買い込んでいる。
朝食のときに日替わりでトッティ→ブフォンと着ていたら、
ソフィテルのウエイターがよく見ていて「明日はカンナバロかい?」と声をかけてきた。
ワールドカップ優勝直後ということも相まって、サッカーへの関心は最高潮のようだ。
今日は列車移動だが、荷物は朝から一足先にバスで送り出し。
~身軽なだけでなく、治安対策も兼ねているのだろう。
フィレンツェ街歩き
ドゥオモのクーポラ
まずは何と言っても高いところ、ということでドゥオモのクーポラに上がる。
9時半前に行ったが待ち行列ゼロですんなり入れた。
階段はサンピエトロ大寺院と違い登りと下りが錯綜していて、係員が途中で交通整理。
中間の回廊から天井の大フレスコ画がよく見える。クーポラの上からは正面に
ジョットの鐘楼、フィレンツェの街並み、遠くにミケランジェロ広場、
夕べの会食会場のヴィラ・コーラが一望できる。風もあってとても爽やか。
サンマルコ美術館
フラアンジェリコのフレスコ画を見たくてサンマルコ美術館までぶらぶら街歩き。
途中写真屋さんでLEFの看板発見、これはもちろん撮らなきゃならんでしょう。
2階の修道室に上がる階段の突き当たりの壁に「受胎告知」が描いてある。
修道室のなかのおびただしいキリストの絵。
フラアンジェリコにこれほどたくさんのフレスコ画を描かせたものは何なのか?
見学後はフィレンツェの街をまたぶらぶらと歩き一旦ホテルに戻る。
買い物、街歩き
ホテル前のトルナヴォーニ通りに繰り出す。グッチのバッグの店を探すうちに
一瞬2人ずつはぐれてしまったが携帯電話で連絡を取り、
トルナヴォーニ通りを走り回って再会する。
フィレンツェでは結局女性陣3人で3品のお買い上げ。
私はトルナヴォーニ通り→ポンテ・ヴェッキオ→ウフィッツィ美術館→サンタ・マリア・デルフィオーレ大聖堂と最後の街歩き&フォトスナップ。
ウフィッツィ美術館の前では怪しいブランド品売りと警官のバトルが楽しめた。帰りのショーウインドーでおいしそうなポルチーニ茸も発見。あっという間に集合時間の14:00になった。
ベニス
ユーロスター14:39発(フィレンツェ→ベニス)
集合の直前にホテル横のBARでパニーニ、ピザとスプライト、水を調達し、
フィレンツェ中央駅で食事。あっさりとしていて食べすぎだったお腹に優しく正解。
ユーロスターは飛行機のシートのような感じ、飲物サービスも同じように付いている。
ベネチアまでの3時間を爆睡し、目覚めるとそこは海の上。ベニス対岸のメストレから
サンタルチアまで海の上を千と千尋の海上電車のように走って到着だ。
サンタルチア駅から水上タクシーで大運河を走り、直接ホテルの船着き場に乗り付ける。
今日の宿泊はTHE WESTIN EUROPE AND REGINA。
サンマルコ広場に程近い最高のロケーションでクラシカルな雰囲気のホテルだ。
我が家は部屋割りに恵まれて、大運河に面した最上階(5階)のテラス付きの2部屋だった。
これだけで今回のツアーの元が取れた感じ!
部屋のテラスから大運河とサンタマリア・デッラ・サルーテ教会が正面に見える。
さっそく家族で記念撮影。
ホテルからベニスの迷路を抜けて夕食のレストランへ。まだ明るくて運河にはたくさんのゴンドラが行き交っている。
サンマルコ広場の周りにはベネチアングラスやブランドショップが並ぶ。
ベニスの夕食はリストランテ・MASCHERE。
3兄弟の経営するお店で、ツアコンお薦めのレストラン。
今夜のメニューは次の通り。
・雲がにのサラダ~アラカルトで追加し、2人でシェア
・コースのメインをスカンピにアップグレード
・パスタにハウスワイン
・もちろんドルチェもしっかり。
これだけ食べて呑んで4人で200ユーロ以下とベニスにしてはリーズナブル。
ホテルの部屋に戻るとライトアップされたサンジョルジョ・マッジョーレ島とサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会が神秘的な美しさで写真撮影に熱中してしまい、ベニスの夜の街歩きは中止。
サンマルコ広場、カフェ・フローリアン、ウインドーショッピングなどは明日があるさ。
(このサンジョルジョ・マッジョーレ島の夜景写真は、地球の歩き方の第1回世界遺産コンテストでヨーロッパ部門の優秀賞(大賞)に選ばれた)