イタリア6日目
旅行も今日で折り返し点だ。毎日呑みすぎで左の奥歯が痛い。 フィレンツェのホテルはソフィテル。ドゥオモから歩いて2~3分ととても便利な ロケーション。でも目の前がブランドショップ街のトルナヴォーニ通りというのは 男性には気が休まらないところだ。グッチ、フェラガモの本店もこの通りにある。
フィレンツェ
朝一番にシニョリーア広場まで散策。ダビデ像のレプリカが置いてあるこの広場がフィレンツェ旧市街の中心で、ウフィッツィ美術館はこの広場とアルノ川に挟まれている。
ウフィッツィ美術館
フィレンツェ観光の皮切りはメディチ家の集めた芸術品が詰まったこの美術館から。
3階がメインの展示館と聞いて階段で登ったが、階高がとても高く3階というのは冗談なくらいに結構こたえる高さ。
写真撮影禁止だが、かえって美術品に専念できて良い。写真はパンフで見ればいい。
ボッティチェリの部屋
「春」がすばらしい、大きな絵で繊細で美しい表現、足元の草花も緻密で美しい。
「ヴィーナスの誕生」も思っていたよりもずっと大きな絵で美しい。
麻のキャンパスを使い、よく見ると中央に細い線が入っていて、絵が上下に2分割されているのを初めて知った。(写真は2014年撮影のもの~2014年6月からイタリア全土の美術館で写真撮影が許可になった)
レオナルド・ダヴィンチの部屋
受胎告知が代表作、未完成の東方の賢人、弟子として加筆した絵などが置いてある
(先生が弟子の加筆を見てその素晴らしさに驚き、自らの筆を折ったと言われている)。
2階で建築、人体(解剖)図、機械(翼模型、コンパス等)の特別展示をしていたが、
画家だけではない様々な才能には驚くしかない。
他にはフィリッポ・リッピのマリアの絵がとてもきれい。個人的にはボッティチェリの絵に匹敵すると思う。 ミケランジェロの丸いキャンバスに描いた聖家族も多くの人を集めていた。 ウフィッツィ美術館のパンフレットを買ってきたので、またゆっくりと見返してみたい。
大聖堂(ドゥオモ)
10分ほど並んでドゥオモに入場。ファサードをはじめ外観は華麗。
クーポラの天井には4000平米もの大面積のフレスコ画が描かれていて必見
~クーポラに登るとよく見えた。キャンドルに灯をともす子供が目に入ったのでパチリ。
ピサ
とっても暑い!晴天で白亜の建物が青空をバックにとてもきれいに映える。
ものすごいみやげ物ショップの数、アフリカ人が販売している。(ピサ名物だそうだ)
ピサの斜塔
本当に5度ほどずれて傾いている。登っている人がいるが下から見ていても危なそう。
草地は立入禁止の表示があったが徐々に人が入り始め、ピサの斜塔を支えるポーズや斜塔を押し倒すポーズで記念撮影をしている。
どこの国から来た人も皆同じポーズで夢中になって撮っているのが、ピサの斜塔ならではの光景で面白い。
ピサの大聖堂(ドゥオモ)
天井の格子模様が豪華で特徴的、日本の社寺の折上小組格天井も真っ青。
白亜の大理石の外観が青空にとても映えている。
洗礼堂
ドーム状の屋根の半分が瓦葺き、半分が鉛板のまま。ここは内部の音響効果がとても
素晴らしく、係員がエコーの効いたアカペラを聴かせてくれた。
家族はお土産に縄跳び、ワッペン、太鼓などをアフリカ人からディスカウントして
買った。(お土産の選択基準が?だが・・・)
フィレンツェ
ピサからフィレンツェに戻り、今夜はドレスアップしてヴィラ・コーラのトスカーナ晩餐ディナーにお出かけ。
ヴィラ・コーラに向かう途中で、フィレンツェ市街を一望するミケランジェロ広場から旧市街をバックに記念撮影。黄昏時のフィレンツェ旧市街が美しい。
トスカーナ晩餐ディナー
ヴィラ・コーラに着いて、待合の広間でミモザの食前酒を呑みながら、皇室が訪問した際の写真集を見る。
その後グループ専用の部屋で会食。どんどんお酒を注ぎに来るのですっかり呑みすぎた。
ここの会食も10月以降のツアーでは無くなるようで、真実の口と同様に最後のチャンスだったようだ。
ヴィラ・コーラの食事とお酒が美味しかった。
ホテルに戻った後に元気があればと考えていたフィレンツェ街歩きとグルーム(ジェラート)はさすがに中止。