嵐山左岸(渡月橋下流)

桂川左岸から渡月橋を望む

 前日からの好天で京都の桜は4月9日が開花のピークでした。車での移動はこの時期無謀なので、今年もバイクの荷台に三脚をくくりつけて、カメラを詰んだバッグをかついで撮影に向かいました。最初は春秋の定番スポットの嵐山です。まずは写真雑誌のアサヒカメラで紹介されていた嵐山左岸から渡月橋をバックにして桜写真撮影。

 雑誌で詳しく撮影場所を紹介していたこともあってか、中判カメラ、1眼レフカメラを抱えた人でいっぱいです。広角では必ず人が入り込んできて画面がうるさいので、どうしても中望遠以上で切り取った写真になってしまいます。対岸の嵐山公園や法輪寺をバックに撮影してみました。

松の緑もなかなか綺麗 桂川左岸から嵐山公園を望む
嵐山公園にも桜が咲き誇る バックに法輪寺を望む

 嵐山左岸(渡月橋上流)

 渡月橋の上流からは桂川は大堰川(おおいがわ)と名前を変える。(さらに上流が保津川)
 御船祭りが行われるのはこの辺りで、川辺には高級料亭が建ち並ぶ京都の奥座敷です。渡月橋から少し上った料亭にも立派な桜が咲いている。嵐山の「吉兆」の門前の桜は、人力車に乗った観光客が皆車を止めて記念撮影していました。これはこの週末に来た人だけの特権です。京都観光はやはり日程を選ぶことがポイントです。

料亭「吉兆」の門前で見事に咲き誇る桜

 嵐山中の島公園

嵐山名物枝垂れ桜

 嵐山公園名物の枝垂れ桜の回りも人でいっぱいです。写真を撮るばかりでなく、シートを敷いた席で深夜まで宴会が続きます。嵐山は夜の締め出しがないので花見宴会でも定番スポットです。

嵐山名物枝垂れ桜 嵐山公園のシンボルツリーだ 花がぎっしり咲いている

保津川下りの船着き場

 嵐山公園の桜はまだつぼみのものが結構残っていました。もう少しの間大丈夫かなと思って翌週来てみたら、見事に散ってしまっていました。花見宴会の席に割り込んでいって三脚を立てて撮ったりしてご迷惑をおかけしてしまいましたが、その分他の方の写真撮影のシャッターをいっぱい押してあげたのでどうかお許しを。

嵐山公園から渡月橋を望む 渡月橋と上流の桜を望む 保津川下りの船着き場