ブリュッセル(BRUXELLES)
12世紀につくられたグラン・プラス広場は中世の商業中心地として栄えた栄華の時代をしのばせる。
グラン・プラス広場に面したゴシック様式の王の家。ブリュッセル名物の小便小僧の衣装がすべてここに納められている。
王の家に続くギルドハウス。金箔張りの華麗なバロック様式の建物である。1695年にフランス国王ルイ14世に破壊されたが、4年を経ずしてギルド職人組合の手で再建された。
グラン・プラス南西側のゴシック様式の市庁舎は15世紀に建てられた。塔の部分が黒く汚れ、大足場で修理中。
グラン・プラス南側のギルドハウスの中央の建物はビール博物館。400種類ものビール銘柄を一堂に集めている。ベルギーはビールの宝庫である。
グラン・プラスで開かれている花市場。二年ごとではあるが、八月にはフラワーカーペットも披露される。
街中の建物はブルージュより屋根面のデザインが多彩で豪華。 モン・デ・ザールのフランス様式の庭園からグラン・プラスを望む。市庁舎の塔がそびえ立つ。 パレ・デ・ボーザールの前にあるポケットパーク。フランス風造園の流れをくんでか、完璧なシンメトリーをなしている。
とても大きな窓のついた銀行だが、アーチの部分に二階の床と照明が見える。外観と各階の仕切りが合ってない。豪壮な石造りの建築物の外観をそのままに、内部を現代に利用し続ける苦労が垣間見える。